ドメーヌ マルセル=ダイス Domaine MARCEL DEISS

ドメーヌ マルセル=ダイス Domaine MARCEL DEISS

投稿記事by hippopotame »

醸造所での試飲は初めての体験ではなかったのですが、今回11月の初旬に有名なマルセル=ダイスの醸造所に案内してもらう機会を得ることができました。

何でも、このダイスという人は、品種のワインとしてのアルザスワインから、テロワールのワインとしての
アルザスワインへという根本的な価値転換を、生産者のみならず消費者につきつけてきた革命家、だという。
(季刊ワイナート2002年夏号より)

ゆっくりと時間をかけ、ワインリストにあるワインをページの最初の方から順番に持ってきてもらい、
醸造所のコンシェルジェの説明に耳を傾けながら、味わう白ワインの味は格別でした。

書き留めただけでもSchoffweg→Gruenspiel→Buig。次にGrand Cru でとれたぶどうで作られて、日本のマンガ『神の雫』にも扱われたという、Aletnberg de Bergheimというワインは複雑な味、13品種のぶどうの混植、混醸というワインには、言葉を失いました。ワインに関する日本語の語彙は乏しいというか、ワインに関する知識などないに等しいので、この世のものとは思えない美味しさとしか言えない。あまりの美味しさに感動すら覚えました。

最後はSchoenenbovrg これは今まで飲んできたワインと違い、単一の品種でできているというのに、何という豊潤な味わいだったろうか。

「ひとつの畑からはその年の自然が望んだひとつのワインのみがうまれる」(季刊ワイナート2002年夏号より)
hippopotame
 
記事: 2

Return to アルザスワインについて

オンラインデータ

このフォーラムを閲覧中のユーザー: なし & ゲスト[3人]

cron